辻谷耕史

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つじたに こうじ
辻谷 耕史
プロフィール
本名 辻谷 耕史
(つじたに やすふみ)[1][注 1]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本東京都小平市[3]
死没地 日本の旗 日本・東京都
生年月日 (1962-04-26) 1962年4月26日
没年月日 (2018-10-17) 2018年10月17日(56歳没)
血液型 AB型[4]
職業 俳優声優音響監督ナレーター
事務所 フリー
配偶者 渡辺久美子
公称サイズ(時期不明)[4]
身長 / 体重 171 cm / 68 kg
声優活動
活動期間 1986年 - 2018年
ジャンル アニメゲーム吹き替えナレーション
デビュー作あいつとララバイ[5]
俳優活動
ジャンル 舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

辻谷 耕史(つじたに こうじ[注 2]1962年4月26日[3][4] - 2018年10月17日[7])は、日本男性俳優声優音響監督[8][9]ナレーター[10]東京都小平市出身[3]。妻は声優の渡辺久美子[11]

生涯[編集]

生い立ち[編集]

父は以前は詩人志望で趣味で文芸同人誌を出していた公務員であり、母は美術関係の学校出身である[12]

子供の頃から運動が得意で、運動会では花形で小学6年生の運動会では100m走とマラソンで学年1位で、共に学校新記録を樹立していた[3][13]。昔は野球少年だったが、小学生の頃に野球で指を骨折[12][14]

小学4年生の時に音楽の授業でヨハン・ゼバスティアン・バッハの『G線上のアリア』を聴いて最初に芸能の世界に興味を持つ[12]

その後、ピアノを習い始めたが、前述のとおり、野球少年でよく突き指をしたりし、ピアノは1年で断念した[14]

小学5年生の夏休みに新聞配達をして手軽に弾けるギターを買った[14]

小学6年生の時に初めてバンドを組んで中高時代はサッカー部に入りながらバンド活動は続けて将来の夢はバンドマンだった[14]。その時は前述のとおり、指を骨折し、左手の中指が少し曲がっていたが、日常生活には全く問題なかった[12]。ギターを弾き始めてから指の動きが気になるようになり、「どんなに頑張っても仕事としてやっていくのは無理だろう」と思っていたという[12]。あまり記憶が確かではないが、小学6年生くらいの時に声変わりしたという[15]

千葉県立我孫子高等学校[8]時代の高校2年生の時に文化祭でのクラス演劇で初めて舞台を体験[14]。その頃にアル・パチーノの映画で吹き替えをしていた野沢那智を知って初めて声優を意識したが、当時は声優になろうと思ったことはなかったという[16]

同じ声優のこおろぎさとみ阪神タイガース元選手、元監督の和田豊とは同級生であった[3][14][17]。こおろぎとは2年生の時に、和田とは3年生の時にそれぞれ同じクラスだった[14]

高校3年生の時に大学受験をするために予備校に通っていた[12]。しかし皆が同じ方向を向いていることに、一瞬「なにか違うぞ」という違和感を覚え、その日のうちに「受験やめた!」と決める[12]

しかし大学に行かないならほかにやることを探さなくてはいけなく、両親を説得しなくてはいけず、今後のことを改めて考える時間がほしく、自転車に乗り、3日間くらい家出をしていた [12]。そして思いついたのが、職業としての役者だったが、高校でクラス演劇をしていた時に大変面白かったため、「だったら役者になろうかな」というような、かなりアバウトな感じだったという[12]。ただし、それまで音楽をしていたこともあり、楽器を通してではなく体そのものを使ってなにかを伝えるということが、ストレートに感じ、「面白かった」というのはあると語っていた[12]

両親は決断に対して反対はしておらず、2人で演劇も見に行っていたりもしたため、辻谷が「役者になる」と言っていた[12]。その時、宇野重吉滝沢修のことを聞かれ、「知らない」と言っていたところ笑われていた[12]。それでも、「大学に行かせたつもりで4年間くらいは遊ばせておいてもいいだろう」という感じで、自由にさせてくれたが、内心は、「やれるものならやってみろ」、「役者になったところで、どうせ食っていけないだろう」と思っていたという[12]

通っていた高校はアルバイト禁止だったが、「卒業後に東京で生活して演劇学校に通う資金を貯めなければいけない」と教師を説得[12]。その時にむりやり認めてもらい、高校3年生の夏に「受験をやめる」と決めてから、アルバイトを始める[12]

早稲田大学出身で演劇サークルに所属しており、演劇部の顧問もしているなどその方面に詳しかった担任の教師から薦められてパンフレットで見た舞台芸術学院に進学し、2年間学ぶ[12]

デビュー後[編集]

同芸術学院を卒業後、劇団東演に所属[12]。教務は「劇団3○○に行ったほうがいい。豊川悦司の向こうを張れるような役者になれ」と薦めてくれた[12]。当時、劇団3○○が注目されだしていた頃で、劇団員の豊川悦司は、辻谷と同じ歳で、主宰の渡辺えりが卒業生だということもあり、薦めていたんだという[12]。それで劇団3○○の芝居を見に行ったが、合わないような気がして断念したという[12]。教務にいわれるままに3○○に入団していたら、声優をしていなかったと語る[12]

7年間ほど劇団活動を続けた訳であったが、25歳の時、劇団に映画放送部が設立され、テレビ、ラジオ等マスコミ出演への窓口が出来たという[14]。当時は俳優志願だったことから、声の仕事をするとは全く考えておらず、テレビドラマ、映画に出演できると思っていた[14]

この映画放送部設立にあたり「声のサンプル」を取り、この「声のサンプルテープ」が好評で、1ヶ月後位にキャスティング会社の指名で『アルバイトニュース』のテレビCMのナレーションの仕事が舞い込んだ[14]。当時は無名の新人にいきなり指名で仕事が入るとは珍しいことのためこの時はマネージャーも驚いていたという[14]

仕事は30分ほどで終えたが、「これで何千円かギャラが入ればアルバイトの足しになる」と思い、数ヶ月後入金を見て「数字が一桁違う!」、「こんな仕事があるんだ」と驚いていた[14]

当時、深夜までしてたバイトの時給が700円くらいしかくれなかったが、30分で何十倍も稼げた[14]。その時に「どうせアルバイトをするなら、こちらの声の仕事の方がはるかに効率が良い」と思ったのが、声優の仕事に興味を抱いたきっかけである[14]

同劇団に所属していた近石真介の仕事に付いていくうちに、声優を始めるようになる[12]。当時は声優に特有のマイクワークのような技術はまったく学んでおらず、全部、現場に出るようになっていから覚えていった[12]。声の仕事をするとは考えてもいなかったため、声優を認識してなかった[12]。アニメを見て「絵がしゃべってる」と思うレベルではなかったが、役者の仕事と声の演技というのが結びついておらず、アニメを見ていたのも小学6年くらいまでで、『巨人の星』、『タイガーマスク』止まりであったという[12]

シグマ・セブン1991年 - )[3]クレイジーボックス2005年 - )[3]deux-plus2008年 - )[3]マック・ミック[4]を経て、2018年3月から亡くなるまでフリー

あいつとララバイ』でアニメデビュー[5]

『あいつとララバイ』に出演後、その時の音響監督の浅梨なおこの師匠の音響監督の斯波重治が音響演出を務めていた『めぞん一刻』の収録に呼ばれ、渕崎ゆり子が演じていた八神いぶきにプロポーズする役を演じていた[5][18]。その時のセリフが「僕、貯金が趣味なんです」で、普通に演じていたところ、あまりに普通だったことが面白く、共演者の皆がどっと笑っていた[18]。斯波も、あまり色づけされてないナチュラルな演技が好きだということもあり、その後は月に2、3回程『めぞん一刻』の端役に出演していた[5][18]

3ヶ月ほどたった頃、「収録の後もスタジオに残ってくれ」と言われたため、居残りをしていたところ、いきなりセリフの書かれた紙を渡され、「読んでみて」と言われた[5][18]。それがOVA『沙羅曼蛇』のオーティションで、主人公のダーン役に抜擢[5][18]。その時に「君のような素直な声の人はなかなか居ないんだ、ガンバレよ」と励まされていたと同時に、厳しく怒られたこともあったという[5]

その後はアニメの仕事を継続してくれるようになったという感じで、これがほんの1年あまりの間の出来事であったことから、なにも考える時間がなかったという[18]

『沙羅曼蛇』の音楽制作のキングレコードに所属していたプロデューサーの大月俊倫と話していた時、「『沙羅曼陀』の試写の後、斯波さんと電話で話したんだよ。お前のことを誉めててさ。こいつはいつか使えると思ったんだ」と言っていたという[5]

その半年後に来たオーディションで抜擢されたOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のバーナード・ワイズマン〈バーニィ〉役を演じていたが、その時は「ガンダムってなんですか?」と聞き、プロデューサーをがっかりさせてしまったという[5][12]

作品名は知ってたが、テレビの『ガンダム』も全然見ておらず、俳優志願だったことからアニメはアルバイトぐらいの感覚であった[5]。その時はメチャクチャ生意気で『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』で初めて共演していた林原めぐみも、「新人なのにすっごく偉そうにしてた!」と言っていた[5]。バーナード・ワイズマン〈バーニィ〉役はその当時の辻谷の想いと重なるところもあり、役作りには燃えて、画の口パクに合わせるのがやっとだったことから、セリフは全部覚え、自宅近くの多摩川で声を出し、動きながら芝居の練習をしていた[5]

当時、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のビデオパッケージだったかポスターの画を描いたのが漫画家の高田裕三で、その依頼に関わったのが大月であった[5]。高田の漫画『3×3 EYES』のCDドラマ制作の際に大月と高田がキャスト選考し、その時に『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のメインキャラクターを演じていた林原と辻谷のコンビを起用したという[5]

1991年公開の映画『機動戦士ガンダムF91』の主人公・シーブック・アノー以来、多くの分野で主要な役柄を演じるようになる。舞台活動も行っていた。

シーブック役は、少年隊だった錦織一清が演じることにほぼ決まっていたが、急遽白紙になり、後に候補に上がっていた緒形直人の当時所属していた事務所が「声優出演はまだ考えてない」ということでキャスティングは暗礁に乗り上げ、制作は進行していたが、主役が決まらない事態となっていた[5]。その後、製作者サイドのミーティングで出てきた名前が辻谷であり、ここでも推したのは大月であったという[5]

劇団員時代は稽古とアルバイトの繰り返しで、毎日が寝るだけだったという。その当時は、学費を稼ぐために夏休みの1か月間、時給700円で15、16時間働いて18万円ほど稼いでいた。劇団を介してCMナレーションの仕事をこなしたところ、労働1時間でアルバイト1か月分の収入だったという。そこで「声の仕事の方が効率が良い」と判断し、声優業界に参入したという[19]

1993年に、『無責任艦長タイラー』で、主人公のジャスティ・ウエキ・タイラーを演じたことが声優としての最初の転機となる[18]。その頃に所属していた劇団が解散することになり、舞台俳優の仕事をしながら声の仕事をするというスタンスを取っていたが、将来に悩み結婚し子供もいたので役者稼業を辞めて、普通の会社に就職しようか考えていたところ、演じていたタイラーがアニメキャラのファン投票人気ランキングで1位となったので辞めるわけにもいかなくなり、10年は舞台の仕事は中断して声優の仕事に専念しようと決意[18]シグマ・セブンに所属する[18]

2003年放送のテレビアニメ『ダイバージェンス・イヴ』以降、音響監督業も務める[20]

2012年7月、渡辺久美子が辻谷との入籍を発表した[11]

急死[編集]

2018年10月17日に自宅で突然倒れ、そのまま同日に脳梗塞によって死去した[7]。56歳没[7]。晩年は声優業と並行してテレビアニメ『グラゼニ』で音響監督を務めたほか、立木文彦と「立木文彦とBLUSEED」を結成して死去3日前の同年10月14日に結成記念ライブを行うなど、声優業以外のさまざまな仕事を本格的かつ精力的に行っていた矢先の急逝であった。葬儀と告別式は近親者のみで営まれた。

死去を受け、当時に第2期が放送中だった『グラゼニ』では公式Twitterにて追悼コメントを発表し[21]、浅井長政役で出演していたテレビアニメ『学園BASARA』では公式Twitterと公式サイトにて追悼コメントを発表した[22][23]。また、同作の音響監督を務める岩浪美和は、辻谷の出演部分は最終話まで収録済みであることを明かしている[24]。同年10月24日にはお父さん役として出演していた『うちの3姉妹』の原作者・松本ぷりっつも、自身のTwitterにて追悼コメントを発表した[25]。『機動戦士ガンダムF91』の主題歌「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」を務めた森口博子も10月23日に自身のTwitterにて追悼コメントを発表し[26]、前日に森口が他の出演者たちと共に辻谷の死去をまだ知らないまま同曲を歌う模様が放送された『Anison Days』の同年12月10日放送分[27]の終了時には、森口からの追悼テロップが表示された。

ORICON NEWSによれば、ファンからはバーナード・ワイズマン(バーニィ)役で出演していたOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』第5話のサブタイトル「嘘だといってよ、バーニィ」を引用し、別れを惜しむ声が挙がったという[28]

2019年5月14日には、スマートフォン用アプリ『戦国BASARA バトルパーティー』のプレゼントキャンペーンにて、生前に提供していたサイン色紙が公開された[29]

人物[編集]

どこかしら頼りないところのあるキャラクターを演じていた[30]。また声質は若いため、若い役が多かったが、辻谷としては中年役を演じたかったという[15]

『ガンダム』は無知だったが、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のバーナード・ワイズマン役と『機動戦士ガンダムF91』のシーブック・アノー役を演じるにあたり、レンタルビデオ店に行き、劇場版『機動戦士ガンダム』と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を借りてきたが、よく分からなかった[18]。後で聞いたところ、『逆襲のシャア』は十数年後の設定で、話が繋がっておらず、台本から読み取れることをそのまま演じることしかできず、世界観などはまったく考えられなかった[18]。ゲーム『SDガンダム GGENERATION-F』ではキンケドゥ・ナウ役も演じていたが、その収録でも少し行き違いがあった[18]。台本から読み取れるキンケドゥ・ナウを演じていたつもりであったが、役のニュアンスについて何度もダメ出しが来て、「なにかおかしいな」と思いながらも言われたとおりに演じていた[18]。その時にキンケドゥ・ナウが、シーブック・アノーの10年後の姿で、偽名と言われ、初めて、今までのダメ出しの意味がようやく分かり、スタッフ側は当然知っているものと思っていたようであった[18]。しかしその時は無知で、「その設定を予め知っていれば、もっと違う読み込み方ができたんじゃないか」と語る[18]

犬夜叉』の弥勒役は、他者からの推薦によるもので、辻谷自身はオーディションには参加していなかった[31]

トイ・ストーリーシリーズ」では、ウッディ・プライド役を本編外の予告編と東京ディズニーリゾートのアトラクション、スピンオフなどの関連作品にて演じていた。

中学時代は不良だったという[3]。高校時代は3年間もクラス委員をしていた[3]

趣味はフライフィッシング、ゴルフ、映画鑑賞、Scotch、スケボー[4]。特技は家事全般、料理、一輪車、トランプ&コイン手品[4]

資格・ライセンスは普通自動車免許、自動二輪免許、衛生管理士[4]

右利き[32]

座右の銘は「行きあたりバッタリ‼︎」[4]

後任[編集]

辻谷の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任 役名 概要作品 後任の初担当作品
藤原啓治[33] デューイ・ノヴァク 交響詩篇エウレカセブン ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション[注 3]
大川透 パチスロエウレカセブン3 オリジナルエピソード
三宅貴大 お父さん うちの3姉妹 東映まんがまつり2019 えいが うちの3姉妹
松本保典 ウッディ・プライド(本編以外)[注 4] トイ・ストーリーシリーズ 『トイ・ストーリードロップ』
鈴木崚汰 ガーディ ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズ ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
バッキー木場 ナレーション 8時だJ テレビ朝日開局60周年記念 超豪華!! 最初で最後の大同窓会!8時だJ
保村真 弥勒[35] 犬夜叉 半妖の夜叉姫
近藤隆 幽☆遊☆白書 共闘ことばRPG コトダマン[36]

出演[編集]

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ[編集]

1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2012年
2013年
2018年

劇場アニメ[編集]

1987年
1989年
1990年
1991年
2000年
2001年
2011年
2012年
2014年
2017年

OVA[編集]

1986年
  • 仏典物語(チャンナ)
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2004年
2005年
2006年
  • ストラトス・フォー アドヴァンス 完結編(岩崎和馬)
2007年
2008年

ゲーム[編集]

2019年以降の出演作品は、生前の収録音声を使用したライブラリ出演。

1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
  • 犬夜叉 奥義乱舞(弥勒
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2012年
2013年
2014年
2015年
2017年
2018年
2019年
2021年
2022年
2023年
時期未定

吹き替え[編集]

映画(吹き替え)[編集]

ドラマ[編集]

  • 宮 -Love in Palace-(現皇帝〈イ・ヒョン〉)
  • 名探偵ポワロ ※NHK版
    • 「クラブのキング」(ロニー・オグランダー)
    • 「あなたの庭はどんな庭?」(ニコライ)
    • 「なぞの遺言書」(ロバート・シダウェイ)
    • 「ヒッコリー・ロードの殺人」(レナード・ベイトソン)
    • その他「ベールをかけた女」・「コーンワルの毒殺事件」

アニメ[編集]

映画[編集]

ナレーション[編集]

CD[編集]

ドラマCD・キャラクターソング[編集]

  • イズミ幻戦記 鳴動編 カセットブック(師英介)
  • 犬夜叉シリーズ(弥勒
    • キャラクターソングシングル :風のなかへ / 弥勒feat.珊瑚&七宝
    • 聴くドラマCD〜死を呼ぶ温泉しりとり〜(少年サンデー特製CD・応募者全員サービス)
    • 聴くドラマCD2〜竹取の翁は凶暴じゃった〜(〃)
    • ドラマアルバム「犬夜叉 地獄で待ってた七人隊!」
    • ドラマアルバム2「犬夜叉 嵐と祭りの宝来島!」
    • ドラマアルバムスペシャル 「犬夜叉 紅と白の歌合戦!」 犬夜叉版・殺生丸版
    • 犬夜叉第559話 あさって(ワイド版全巻予約特典)
  • 機甲警察メタルジャック HARD PLAY(冬木刑事)
  • CDドラマコレクションズ 三國志馬岱
  • 真・女神転生III-NOCTURNE聖丈二
  • ストリートファイターZEROリュウ
    • ストリートファイターZERO 外伝 〜春麗旅立ちの章〜
    • ストリートファイターZERO2外伝 さくら・もっとも危ない女子高生
  • 西洋骨董洋菓子店(本間)
  • 戦国BASARA2 〜蒼穹!姉川の戦い〜ドラマCD(浅井長政)
  • 鉄拳 アナザーストーリー(キング)
  • 月と闇の戦記(大鳥〈大雷丸〉)
  • ネバギバ!2(アキラ)
  • 覇王大系リューナイトシリーズ(ガルデン
    • 覇王大系リューナイト CDシネマ「ティア・ダナーンの闘い」
    • 続・アースティア密着24時 世界まるごとリューナイトテレビ
    • 呪われたアデュー! リュー使い最大の危機!!
    • 覇王大系リューナイト外伝 聖騎士の約束
    • 覇王大系リューナイト CDシネマ「カイオリスへの旅立ち」第2章 - 第4章
  • 電影少女 2nd イメージ・サウンドトラック -Memories-新舞貴志
  • ミルククラウン五竜神田神
  • 無責任艦長タイラージャスティ・ウエキ・タイラー
    • MUSIC FILE 2-8(ドラマ&ボーカル)
    • SOUND NOTE 1 YAH!YAH!YAH!(ドラマ)
    • SOUND NOTE 2 DELIGHTFUL(ドラマ)
    • 非売品 無責任CDシングル1-4(ドラマ&トーク)
    • 非売品 無責任CD3『おめで鯛からおめでとう』ほぼ卒業記念盤(トーク)
  • 八雲立つ 音盤物語(野城上脩)
  • 欲望と恋のめぐり シリーズ(室伏東)
    • 欲望と恋のめぐり ドラマCD
    • 欲望と恋のめぐり ドラマCD II
  • アタゴオルは猫の森テンプラ
  • アタゴオルは猫の森 Vol.2(テンプラ
  • 銀河鉄道物語〜最果ての天使アンジェラ〜(湧田登

BLCD[編集]

  • 間の契(ガイ)
  • お金シリーズ
    • お金シリーズ3 可愛げないっ(久芳操)
    • お金シリーズ4 お金じゃ買えないっ(久芳誉)
  • 神様はイジワルじゃない(星野友哉)
  • こいきな男らシリーズ(瀬尾瑞紀
  • 星陵最恐物語(早川寛崇)
  • タクミくん シリーズ(赤池章三)
    • 1 FAREWELL
    • 2 CANON
    • 3 恋文
    • 4 Shincerely
    • 5 春風にささやいて
    • 6 June Pride〜6月の自尊心〜
  • ツーリング・エクスプレス シリーズ
    • フローレンス
    • パリ・コネクション
  • 透&貴文シリーズ(東城貴文
    • 大人と子供の境界線
    • 好きと嫌いの境界線
    • 日常(ふつう)と特別の境界線
  • パールシリーズ(松宮友明)
    • よくばりなパール
    • わがままなパール
    • きまぐれなパール
  • 炎の蜃気楼 断章 最愛のあなたへ(直江信綱〈橘義明〉

その他CD[編集]

  • 強者語り(本人役)

舞台[編集]

  • ブロンクスはどこだ(劇団東演)
  • フィラデルフィアへやってきた(劇団東演)
  • 翔べ! イカロスの翼(劇団東演)
  • その男顔のない(劇団一跡二跳:客演)
  • 平面になる(劇団一跡二跳:客演)
  • アラブ・イスラエル・クック・ブック(劇団一跡二跳:客演)
  • 貴婦人の帰還(ガイアデイズファンクションバンド:客演)

その他[編集]

音響監督[編集]

2003年
2004年
  • みさきクロニクル〜ダイバージェンス・イヴ〜
2006年
2007年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
  • 昭和元禄落語心中(TVアニメ)
2017年
  • 昭和元禄落語心中 助六再び編
2018年

論文[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 親に「歴史を耕す」という意味合いで名付けられたという[2]
  2. ^ この芸名はアルバイトをしていた飲食関係の店では「姓」ではなく「名」で皆を呼び合うという慣例があり、「(やすふみ)は言いづらいから(こうじ)にしよう!」ということになり、3年間毎日アルバイトで「耕史(こうじ)」と言われているうちに慣れてしまったことや今後も正確に「耕史(やすふみ)」と読む人は少ないだろうし、一々訂正することも何だからと「耕史(こうじ)」にしたという[6]
  3. ^ 藤原はテレビシリーズではデューイの弟であるホランド・ノヴァク役を演じていた(「ハイエボリューション」では藤原の休業のため、ホランド役は森川智之に交代していた)。藤原も2020年4月12日に死去し、続編の『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では山寺宏一に引き継がれた[34]
  4. ^ 辻谷の死後、しばらくの間は映画本編と同じく唐沢寿明が予告編、テレビCMも担当。スマートフォンゲームアプリ『トイ・ストーリードロップ』から松本が後任となった。
  5. ^ クレジットではでは辻󠄀谷耕と誤表記。

シリーズ一覧

  1. ^ 『GGENERATION』(1998年)、『ZERO』(1999年)、『F』(2000年)、『F.I.F』(2001年)、『NEO』(2002年)、『SEED』(2004年)、『PORTABLE』(2006年)、『SPIRITS』(2007年)、『WARS』(2009年)、『WORLD』『3D』(2011年)、『OVER WORLD』(2012年)、『GENESIS』(2016年)、

出典[編集]

  1. ^ 成美堂出版 編「男性篇」『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月10日、538頁。ISBN 4-415-00878-X 
  2. ^ Back Number 3”. 辻谷 耕史 オフィシャル・サイト. 2009年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j profile”. 辻谷 耕史 オフィシャル・サイト. 2012年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h 辻谷耕史”. マックミック. 2017年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月20日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 声優と呼ばれた日(辻谷耕史の声優誕生秘話)”. 辻谷 耕史 オフィシャル・サイト. p. 2. 2012年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
  6. ^ Back Number”. 辻谷 耕史 オフィシャル・サイト. 2012年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
  7. ^ a b c ガンダム主演の辻谷耕史さんが脳梗塞で17日に急死”. 日刊スポーツ (2018年10月23日). 2018年10月23日閲覧。
  8. ^ a b 辻谷耕史 - Facebook、2017年4月29日閲覧。
  9. ^ 辻谷耕史 - Twitter、2017年4月29日閲覧。
  10. ^ 辻谷耕史”. タレントデータバンク. 2017年4月29日閲覧。
  11. ^ a b ご報告です。 - ウェイバックマシン(2012年7月23日アーカイブ分)
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外部リンク[編集]